遊☆戯☆王 TRANSCEND・GAME 後編 レビューです。
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自宅研究室にてデュエル・リンクスの試作機の最終調整を行う海馬。
完成の瞬間を自身がデュエル・リンクスの世界に入り王として君臨する時だと考えながら…。
しかし相変わらずですが、海馬天才すぎるwww
突然、背後に少女が現れ、海馬の思考を読んだかのように
” でも… 王にはなれない… “
” 永遠に… “
デュエル・リンクスの中に人智を超える超意識を持つものがまぎれていたとしたら…
そう話し始める少女。
彼女が言うには、デュエル・リンクスによって高い意識が集まり統合することによって未知の次元へとアクセスすることが可能になるのだと。
そして…
” 声を聞きました…… リンクスの世界でとても大切な人の声を…… “
” その方はすでにこの次元には存在しない…冥界の住人… “
冥界と云う単語に反応する海馬。
少女は海馬に
” 限られた超意識に同調すれば… 貴方も今から…!”
とだけ言い残し、突如その姿を消します。
一体何者なのでしょうね。
突如消えた以上普通人間ではないことは確かですが…
思念体?それこそ超意識の生み出す何かなのでしょうか?
彼女の正体については最後で少し考えてみることにして…。
謎の少女が姿を消した瞬間、モクバから緊急の連絡を受けた海馬。
その内容はデュエル・リンクスの監視モニターに見たことのないデータが現れ、被験者たちの電脳シグナルが未知なる意識に引き寄せられて行っているとのこと。
少女の語った、未知の次元へのアクセスとはまさにこのことでした。
そしてこの”次元上昇”こそが
海馬の求めたニューロンズ計画の最終結末。
そして、自らデュエル・リンクスの世界へとアクセスする海馬。
ニューリンズの意識を束ね周波数を無限に増幅させることで、超意識へと進化を遂げさせ、高次元へと昇華させる。
そこにいる”やつ”に会うために、リンクスの世界を上昇し続ける海馬。
海馬の前に現れるプラナ。
高次元へと行く危険性を海馬に忠告します。
” この先は常人の意識領域の限界を越えた魔の世界 “
” そこに踏み入る覚悟はおありですか……? “
プラナの問いかけに海馬は
” 覚悟だと… オレに「恐れ」があるとでも思っているのか! “
” 邪魔するものは容赦なく消すのみ! 覚悟が必要なのは貴様の方だ…プラナよ! “
さすがです。
超意識体のプラナを倒すことができれば、高次元への道が開かれるというプラナ。
しかし、仮に海馬が負ければ”消える”ようにと言います。
先への道を賭けて、デュエルが勃発!!
プラナが召喚するのは攻撃力8800のモンスター流星方界器デューザ。
対する海馬は…
” 青眼の白龍!!ブルーアイズ。ホワイトドラゴン!! “
ブルーアイズきたー!!
しかし、ブルーアイズの攻撃力は3000。
プラナがデューザの方界遠心拳でブルーアイズを攻撃します。
しかし…
海馬はそんなことも物ともせず不敵に笑います。
そしてプラナに対し意識コントロールを学ぶよう忠告します。
ブルーアイズの攻撃力がみるみる増大していき…
攻撃力19900!!
” 滅びのバーストストリーム!! “
” 流星方界器デューザ撃破!! “
使用者の意識の強さで攻撃力の決まる世界。
さすがは海馬!!
“圧倒的な力を持つ異分子”すらも圧倒して完勝!!
立ちはだかるプラナを撃破しさらなる先へ!!
ちなみにプラナの正体は先ほどの少女でした。
ブルーアイズと共に高次元へと上昇してく海馬。
その先の次元にいるのは…
” オレと共に来い!!ブルーアイズよ!! “
” そこが果てなき闇ならば… 闇にも染まろう!! “
海馬の目に映るのは…
” 今…ゆくぞ… “
” アテム “
その目に彼を捕らえたかにみえた瞬間。。
海馬の脳波上昇値が人間の限界を超えかけます。
崩れゆくブルーアイズ。
その時、海馬の瞳に映ったのは…
キサラ??
これは一体どういうことなんでしょう。
キサラが高次元、冥界へと行ってしまう海馬を止めた…ということなのかな??
それとも、そもそもブルーアイズ自体崩壊したわけではなく冥界へと到達したことで、もともとのキサラの姿へ戻っただけなのでしょうか。
ところで、この時の海馬の目、直前の目のアップととても対比的ですね。
アテムを目に留めた時の目は血走り影を有していましたが、一方でキサラを目に留めた時は血走りもなくなんだか爽やかなくらいでした。
“王の記憶編”でセトにしたように、海馬を”闇の呪縛”から救ったということなのかな。
確かにアテムの存在を追い続けている時の海馬の表情は”闇”を感じさせますし…。
時を同じくして、海馬が限界であることを知ったモクバはデュエル・リンクスを強制的にシャットダウンして、海馬の意識を現実へと引き戻します。
とはいえ、その程度では海馬の気持ちは折れません。
” オレは信じる… “
” 奴は…そこにいた!! “
一方、その頃とある場所で読書をしているプラナ。
そして彼女に話しかける声。
” とても惜しかったよ… セラ… “
” 海馬瀬人………… “
” 簡単に消せる相手ではないよ……フ “
この人物は一体??それに手に持っているのは…
とりあえずわからないことだらけですね、映画みないといけないのかな〜。
一番の謎は、新キャラの二人の正体ですね。
まず少女の方ですが…
名前はセラというようですね。デュエル・リンクスの世界では自身を超意識体と言っていましたが…人ではないのでしょうか。
でも、少なくとも海馬や風船の女の子は彼女の存在を認識していますし、デュエルリンクスの被験者にもなっています。
さらに疑問なのは、おそらくはアテムと思われる人物を” 大切な人 “と言っています。
そもそもアテムを知る人間なんて一握りのはずですし…髪飾りや装い的にも、やはり古代エジプト関連の人物でしょうか。
この作品で派手な装飾品をつけている人物は基本的に古代エジプト関連の人物の可能性が高いですからねwww
一方、青年の方ですが、名前は藍神というようです。
彼が手にしているものは、どうにも千年アイテムに関係があるもののように見えます。
でも、千年アイテムはすでにすべて確認されているはずですよね。
となると、アテム関連ではない別の経路で作られた同じようなアイテムなんでしょうか。
ちなみに直前に、女の子が手放してしまって空へと飛んで行ってしまったはずの風船を次のコマで手に取っている描写がありました。
この描写からすると、この青年はどうも”時間を操る”かんじの能力を持っているようです。それとも”次元を行き来する”能力かな??
ちなみに映画のHPのトップ画を見ると彼のペンダントはどうも千年錐(千年パズル)を模したもののように見えます。
そうすると髪飾りの方はなんだか千年錠のようにも見えてきます。
さらに額にマークが浮き出るのだとか…。
額にマークといえば、初期の闇遊戯の額の眼が思い起こされますが…
彼らの目的が何なのか…。
そして最後の”惜しかった”との発言。
続くセリフからして、海馬をあと少しで消せそうだったということのようですが…。でも、プラナは海馬を止めようともしていたし…。
謎は深まるばかりですね。
それにしても、海馬とプラナ(セラ)のデュエルは一体どうなっていたんだ??
はじめにデューザの攻撃を受けた時、ブルーアイズの守備力は2500ですから、ダメージは6300…。
ライフ4000なんだから、この時点で海馬のライフポイントは0担っているはず…。
もう負けてるじゃん。。
いくら攻撃力が変えられるとは言ってもターンが終わってしまった後なら、受けたダメージは消せないのでは…。
逆に実はもともと攻撃力高いんですってことなら、バーストストリームやる必要もなく、デューザはブルーアイズを攻撃した時点で自滅することになるはず。。
そもそも何もなしでいきなりブルーアイズ召喚してるよね。
それとも省略されているだけで幾つかの駆け引きが行われていたのでしょうか。。
…というか、自由に攻撃力を変えられるってどんなチートだよ。
“闘いの儀”の時のアテムの”望むカードを引く”能力もチートだったけど、もはやそれどころじゃない。
最近の遊戯王はこんなの当たり前なのでしょうか??
それに前編でも思いましたが、これでは別にモンスター関係ないのでは??特殊能力とかは別なんでしょうが…。
使用者の意識の強さで攻撃力が決まるということなら、例えばX-ヘッド・キャノンとかでも海馬が使えば19900Pになるということでしょう。
それとも使用者によって攻撃力が変化すると言っても、モンスターによってその値は変わるのでしょうか。
だとすれば、同等の意識の強さを持つ者同士ならばデュエルが成り立ちますよね。
う〜ん、それなら話はわかるんだけれど、少なくともそんな感じでは描かれてないんだよな〜。
そもそも守備力について一言も触れられていないですよね。。
遊戯王は原作しか読んだ(観た)ことがないので最近の事情は全くわかりませんwww
とりあえず、詳細は映画で…ということなのでしょう。
しかし、兎にも角にも、新作映画、原作の続編で完全オリジナルというのは楽しみですね。
それにしても、ドラゴンボールもそうですが遊戯王も(ある意味るろ剣も??)このような形で復活するとは…。純粋に嬉しいのですが…。
昔の名作が、完結から時を経て、新たに媒体を変えて続編として復活がするという流れができてきているのでしょうか。
NARUTOも完結してから色々な形で続いてますし。ちなみにまた次週外伝が載るみたいですね。
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