『双星の陰陽師』 #41 「女の戦い①」レビューです。
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前話のあらすじ
土御門ありすの策略で傘下5人を確保することができたろくろ。無事、波達羅盈城御前試合への参加登録を果たします。ありすの力で有馬にかけられた呪いも解け、彼の指導のもと式神を作る修行に。さらに、きなこの考案した焔魔堂家の家紋も完成!
一方、天若家十代目当主として、守られているだけの存在ではいられないと奮起する繭良。
それぞれの思惑を胸に、波達羅盈城御前がついに幕を開けます。。
波達羅盈城御前試合開幕!!
さて、満を持して幕を開けた波達羅盈城御前試合。
居並ぶ強者たちを前に、ろくろも気持ちが充実しています。
果たしてろくろはどんな式神を作ったのでしょうか。
ちなみに、ろくろの相手は島で3番目の実力を誇る十二天将が一人”青龍”の水度坂勘久郎です。
相手が強い方が自分も早く目標に近づける、とやる気十分。
しかし、水度坂は前話で”実力の伴わない連中が息巻くのがイライラする”と、穏やかでないことを口にしていました。
ろくろ、大丈夫かな…。
第一試合。”大陰”膳所美玖vs.武刕口フグ代。。
さて、波達羅盈城御前試合はまずは女子の部から始まります。
しかし、前話でも思いましたが、陰陽師でも男女で分かれる、つまり性別のハンデがあるものなんですね。
さて、女子の部第1試合は十二天将の一人“大陰”膳所美玖が出ます。
対戦相手は武刕口フグ代。
これまた難しい名前ですね笑
一応、天馬の鵜宮家の傘下だそうです。
試合開始とともに、先手を打ってフグ代は膳所美玖に攻撃を仕掛けます。
フグ代の力は五行の”火”。地熱に呪をかけ、殴った地面が爆発を起こすのだと…。
反撃の隙もないほどの猛攻をまともに受ける”大陰”膳所美久。
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十二天将の本質。
“如何に十二天将とて、その式神を使役する前に倒してしまえば普通の陰陽師と変わらない”というのがフグ代の言い分。
彼女の猛攻に番狂わせが起きたかと思われたその瞬間、爆煙の中から全ての攻撃をヒトガタで受け切った膳所美玖が全くの無傷で現れます。
” ワシらは式神十二天将の力があるから強ぇんじゃねえ “
” 強ぇから式神十二天将に選ばれたんだ…! “
本来呪装すらせずとも勝てるほどの実力差ですが、盛り上げるために”互角”に見せ、さらにどうせなら派手にと…
” 魔軍顕符 “
” 大戯陰葬 急急如律令! “
呪符でぬいぐるみ達を操り、” 曇天死桜大内鑑 “の一撃でフグ代を葬ります。
この詠唱、“大戯陰葬”どうやら“大陰”の力を使っているようですね。
ぬいぐるみなのは美久のオリジナルなのでしょうが、”大陰”の能力は複数の無機物を操り使役する能力なのかな?
一応、フグ代も試合に出場するくらいですから、島でも結構強い部類の陰陽師なはずですが、全く寄せ付けることもなく勝負を決めてしまいました。
さすがは十二天将といったところでしょうか。圧倒的です。。
志鶴の気持ち。。女だけど…。
その頃、控室では…
第二試合に備えている志鶴とろくろが遭遇します。
志鶴は「女だから」と、男と区別されることが嫌みたいですね。
母や妹からも「女は子供を産むのが仕事…戦うのは男に任せておけ」と言われているのだとか…。
命の危険と隣り合ってケガレと戦う男達を、家で待っている女達。
そんな彼女達を見て志鶴は…
” 不安で震えて待ってるくらいなら “
” 武器持って一緒に戦えばいーじゃん! “
志鶴は”女性もみんな男と一緒に戦えば、ケガレとの千年の戦いもすぐに終わる”といいます。
1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。
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