双星の陰陽師 考察 “化野沙紀豹牙”です。
以前双星の陰陽師 考察 “十二天将” その一で触れた紅緒の両親。
沙紀と豹牙について考えてみましょう。
*いつもながら保険の文句、16話時点での考察です。ご留意ください。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #4其は誰ぞ」『ジャンプSQ』2014年3月号
とりあえず実力は折り紙付きですが、6年前”神威”の手により命を落としています。
では整理してみましょうか。
まず、代々優秀な陰陽師を輩出して来た名門”化野家”のおそらく”筆頭”。
化野家についてはこちらでも少し考察しています。
宜しければ。 →双星の陰陽師 考察 “化野家”
そして、禍野に入ることは許可されている陰陽師。
かつ、上級の陰陽師のみに許される黒い狩衣。(この二つは同値かな)
さらに、同様に黒い狩衣を身につけた陰陽師達からも一目おかれているほどの実力者です。
ちなみに確認ですが、黒い狩衣というのは清弦曰く”相応の力と覚悟のある陰陽師”のみに支給される狩衣とのことです。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #14私の牙」『ジャンプSQ』2015年1月号
また紅緒同様”十六夜”の型を使い戦うようですね。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #4其は誰ぞ」『ジャンプSQ』2014年3月号
双星とも思える程の息のあった二人の連携。
この二人の存在を知っていたからこそ、みんな紅緒が”神子”だと早とちりしたのかもしれませんね。
実際に非常に強力そうな巨大なケガレを瞬殺する実力。
ただ残念ながらケガレの強さに関しては今のところまだ良くわかりません。
とはいえ、おそらく婆娑羅を筆頭により人間に近い(?)程強力なケガレと予想できます。
人語を理解できるとか、姿形が人型とか(あ、でも初めの方で出てきた蜘蛛型…)…。
とりあえずまあ、強そうなら強いのかな…笑
フォルムがしっかりしている方が強いみたいですが。
まあ、ケガレの強さに関しては別ページで。
ただ陰陽師達のセリフから憶測するに婆娑羅ではないケガレに関しては大きさが力に比例するようですね。
BLEACHのメノスグランデのようなものですかね。
婆娑羅は巨大な呪力が小さな体躯に凝縮された形態と言う感じ??

助野嘉昭「双星の陰陽師 #4其は誰ぞ」『ジャンプSQ』2014年3月号
↑ただこのケガレに関しては巨大な上に、武器まで使用しますから相当な強さなのでは??
結局のところ、並の陰陽師達とは一線を画す存在であったことだけは確かな様です。
では、双星の陰陽師 考察 “十二天将” その一で触れた十二天将である可能性についてですが。
どうでしょう。
個人的な予想としては実力的にはあり得そうではあるもの十二天将ではないというところです。
とりあえずまず実力に関して十二天将である天若清弦と比べて見てみましょうか。
どちらも並とは一線を画していることは明白ですが、実際それ以上はどれくらい強いのかはわからないのですよね。
というわけで、少ないですが作中で触れられた彼らの戦いから大幅な推測とともに比較してみましょう。
まず、沙紀、豹牙についてですが、上述のとおり超巨大ケガレよりも強いことは確かですね。
しかし、婆娑羅になる前の神威の前にはどうやら手も足も出なかったようです。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #4其は誰ぞ」『ジャンプSQ』2014年3月号
如何せんデータが少な過ぎますが、
巨大ケガレ<<沙紀豹牙夫妻<<神威(巨大ケガレver) ですね。
非常に範囲が広いですが…。
とはいっても、さすがに現時点の紅緒より弱いと言うことは考えにくい…かな…。
神威も二人を殺した呪力でケガレと婆娑羅の壁を越えたわけですし…。
まあ、もともと限界ギリギリまで強かったのかもしれませんが…。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #5君の勇気、私の勇気」『ジャンプSQ』2014年4月号
この強さの下限になっている巨大ケガレにしても、おそらくはかなり強力な部類だったのでは??
一方、清弦ですが…
禍野で戦うことを許された本土屈指の実力者である罧原のケガレ堕ちを相手にしても一歩も動かずに圧勝する力。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #8邪悪の片鱗」『ジャンプSQ』2014年7月号
ただ、巨大ケガレと穢れオチした陰陽師とどちらが強いのかはわかりませんが…。
なんで他のケガレ堕ちと違い罧原のケガレ堕ちの姿はこんなに巨大なのかもわからないし…。
一応、この辺りも考えてみます。
また、紅緒と同等の潜在能力を持つ可能性のあった繭良のケガレ堕ちよりも圧倒的に強いらしいですね。悠斗曰く。
少し脇道にそれますが、
“罧原(ケガレ堕ち)<繭良(ケガレ堕ち)” かつ ”繭良=紅緒”
ということなら、”罧原<紅緒”なわけですから紅緒の関西最強も満更嘘でもないわけですね。
まあ、十二天将は除いて…。
しかし、一方で悠斗には全く歯が立たなかったわけです。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #10邪悪」『ジャンプSQ』2014年9月号
悠斗もおそらく神威よりは弱いと思われますので…
本人も婆娑羅を超える必要があると言ってますしね。
罧原(ケガレ堕ち)<繭良(ケガレ堕ち)<<清弦<<悠斗<神威(婆娑羅)
上述のとおり巨大ケガレとケガレ堕ちどちらが強いのかはわからないのですが…。
というわけで…これから言えることは、可能性としては沙紀豹牙夫妻が清弦と同レベルの力を持っていると考えることは出来るということ。
別のいい方をすればあくまで”沙紀豹牙<<清弦”の可能性もあるわけですが…。
如何せん比較の対象の力の差が大きすぎるんですよね〜。
なにせ”巨大ケガレ(orケガレ堕ち)<<<<悠斗(婆娑羅)”でしょうから。
厳密な議論は難しいですね。
とりあえず、実力的には十二天将たるだけの力を持っていた可能性はあるという事ですね。 繰り返すようですが、あくまで可能性ですが…。
次に、ではなぜ十二天将ではないと考えるかですが…。
まず弱い理由を2つ。 一つ目は二人であること。
まあ、これはあり得ないこともないでしょうから、非常に弱い理由です。
もう一つは仮面ですね。 双星の陰陽師 考察 “化野家”でもふれていますが、戦闘時に装着している狐面です。

助野嘉昭「双星の陰陽師 #4其は誰ぞ」『ジャンプSQ』2014年3月号
もちろん十二天将には狐は存在しません。
さすがに自分の冠する十二天将以外の動物を模したものは…ねぇ。
まあ、面は化野家の伝統のようなのでその辺は…と、それに十二天将って動物(聖獣?)だけじゃないし…と、これもまた非常に弱い理由です。
それではメインの理由ですがこれも仮面が関連しているわけですが、双星の陰陽師 考察 “化野家”でこの仮面から化野家が安倍氏の”裏の血筋”ではないかと予想したわけです。
*詳しくは双星の陰陽師 考察 “化野家”をご参照ください。
ここではこの予想を前提とします。
化野家が安倍氏の庶家であれば、いわば”晴明の血筋”なわけです。
一方、十二天将とは晴明の使役した式神です。
言わば”晴明の血筋”は十二天将の”主筋”にあたるわけです。
つまり、直系ではないにしろ晴明の血筋であることを示す”狐面”をつけている以上、その配下である十二天将となることは考えにくい、という事です。
どうでしょう。仮定の上に仮定を重ねた仮説ですが…。
とりあえず、化野沙紀豹牙夫妻は並の陰陽師とは一線を画する実力を有するも、十二天将にはなり得ないというのが私の予想です。
今回はこのあたりで。。
お付き合いいただきありがとうございました。
2015年3月2日 at 12:32 AM
個人的には悠斗と神威の対決が一番見てみたいですね~ 仰るとおり、神威の方が強いと思いますが…
大願とやらを成し遂げたら悠斗の方が強いのかな?
「次は力の半分出せるようになっておけよ」という台詞からして、現時点ではやはり神威が最強なのでしょうね…
2015年10月3日 at 6:40 PM
今月はのスクエアは
婆娑羅の名前が幾つも
紹介されてましたね
2016年2月3日 at 8:37 PM
紅緒が何だかスゴいことに( ; ゚Д゚)
2016年2月14日 at 2:45 PM
これ、やっぱり道満ですかね。
邪悪そうで、晴明と対になるほどの力を秘めていて、且つ樟葉とも面識があるとなると…。