炎を統べる -るろうに剣心・裏幕- 前編 レビューです。
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志々雄の真実の物語
連載終了からはや15年!
ついに明かされる志々雄の真実の物語!!
十本刀結成の前日譚!!
“ 羅刹が如く人を殺め 悪鬼と畏れられたもう一人のその人斬りは ”
“ 動乱の終焉と共に ”存在”の全てを消却された ”
志々雄と華焔
明治十年 東京吉原
話の始まりは…
明治十年晩秋
-東京新吉原-
引手茶屋まで客の迎えの花魁道中。
その相手は…
志々雄真実!!
ちなみに駒形由美の源氏名“華焰”って言うんですね。
花魁 華焔
刀を遊郭の中に持ち込むことを断固として拒む方治に華焰が一言。
“ ここはね 腰の刀を自慢しに来る場所じゃないよ ”
“ ひょっとして 股の刀の方は自身ないのかい? ”
しかし、そこはさすがの志々雄真実。負けていません。
“ 今更金で買える女を抱く気は無え ”
今回の逗留は十本刀を待つためのようですね。
…しかし、いったら何ですが全国から選りすぐった割には何本かは…。…まあ、いいかwww
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駒形由美の過去
由美の着崩しの原点
そして、一週間がたち…
華焰も随分とラフな格好に…。
新造である華火にも変な格好と言われますが、
“ 変な格好相手にはこれで丁度いいのよ ”
とのこと。
由美さんのセクシーな着崩しの原点はここにあったのかwww
由美の生家を襲った凶賊
元々は商家の出だった華焰が遊郭に売られるきっかけは…
維新前に御用盗によって両親兄弟から使用人までが皆殺しにあった…と。
犯人は未だ分からずじまい。
しかし、その全ての亡骸に刀傷と火傷とが同時についていた…と。
志々雄の反応
その話を聞いた志々雄の眼に恐怖を感じる華焔。
この志々雄の反応は一体??
自分が事件の犯人だから…という反応ではないようにも思えますが…。どちらかというとその亡骸につけられた傷跡に興味津々といった感じでしょうか…。
後述の通り由美は維新前から遊郭にいるということですから、志々雄が人斬りとして活躍しているあたりの時期以前ということですよね。
そもそも志々雄がそんなせこい御用盗なんて真似するとは思えませんが…。
ただ、確実に言えることは、人斬りとして働いていた時から志々雄の刀は無限刃だったということと、無限刃は赤空の殺人剣の中でも後期の作品であるということですよね…。
それに志々雄以外が無限刃を使いこなせるとは思いませんし…。そうすると、宗次郎と出会ってすぐとかでしょうかね。
或いは考えられる可能性としては、火あぶりにされた際に一度無限刃を失い、今回の華焰の話で、愛刀の在処に関する手がかりを得た…ということでしょうか。んん〜、でも鍔の模様は一緒なんだよな〜。
少なくとも宗次郎に出会った時は、志々雄は無限刃を使っていなかったんですよね。
当然焼かれる時には、取り上げられてしかるべきですし。
遊郭にて…それぞれの一週間
一週間逗留して志々雄一行は赤猫楼に非常に馴染んでいるようで…。
宗次郎と双子の禿
双子の禿あかりとかがりと遊ぶ宗次郎。。
さすがは、宗次郎。確かに小さい子に人気がありそうですものね。
方治と華火
方治といえば、相変わらず堅物らしく真面目に計画なんぞを練っていますが…
どうやら、戦艦を欲しているようですね。
そして、無邪気な華火に振り回されつつも
なにやら良い感じ…。
方治も満更じゃない様子。
この辺が今回の最も予想外の展開でしたね。。
1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。
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2014年7月11日 at 12:12 AM
志士雄じゃなくて志々雄です!
2014年7月11日 at 12:14 AM
あ、本当だ。
ありがとうございます。。
2014年7月21日 at 4:57 PM
一ヶ瀬鮫男は次の話で始末されることになりそうですが•••。
美学や信念をどれだけ維持できるかに尽きますね。
和月作品って魅力的な敵役はいても魅力的な悪役はいないから。
2014年7月30日 at 4:13 PM
>SPIRITさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
敵役と悪役ですか…。確かに…。
美学と信念。
一ノ瀬に求めるのは酷な話でしょうがwww
魅力的なキャラクターは信念をしっかりと持ってますからね。
2014年10月12日 at 10:51 AM
るろうに剣心が大好きで今回の炎を統べるは、まだ未読ですが興味深いのでこのブログはとても参考になりました。志々雄は本編で印象に残る台詞の数々を残し、最期まで己の信念を貫いてますね。由美の過去も知れて、志々雄は由美の前だと人間味のある所を出すんだなと感じました。
他の十本刀には専ら武力の強さを求めていますが、由美に対しては精神面の強さに惹かれたんだと思います。
2014年10月13日 at 8:12 PM
初めまして!コメントありがとうございます。
確かにおっしゃる通りだと思います。”炎を統べる”では志士雄と由美の絆の強さが垣間見れた気がします。
志士雄が本編で”お互いがお互いを最も理解している”というようなことを言っていますが、このエピソードを読んだらそのあたりのセリフも深みが増す様に思います。
この”炎を統べる”を読んだ後では、個人的には本編であの後仮に志士雄が剣心に勝利していても由美が死んだ後では”国盗り”もしなかったのではないかと思っています。由美を刺した時点であの場を死地と決めていたのではないかなぁ…と。
2014年10月14日 at 1:19 PM
いえいえ。
同感です。本編で志々雄が由美を刀で射抜いた時の台詞から気になった、二人の馴れ初めと絆が今回分かりましたね。
まさに一蓮托生の仲ですね。どちらかが逝けば迷わずついて逝くという…
ある意味、憧れる愛の形かも…
吉原という籠の中の鳥みたいな生活の中で、志々雄という揺るぎ無い信念を持った男と出会えた事が幸せだったんですね。
方冶も華火にとの穏やかな時間はきゅんときました。それだけにこんな悲惨な目に遭うなんて…
るろ剣のキャラで、宗次郎が一番好きで相変わらず呑気ですね(笑)
志々雄の命令がない限り戦闘には及ばないのは分かってますが、子供と遊んでるシーンがあるのは意外でした(笑)
十本刀で情にもろいのは、やはり安慈ですよね。宗次朗も剣心と闘って自分の非を改めてますけど、その後は不明なので優しさがあるかは分かりませんね…。
2014年10月16日 at 1:11 AM
確かに、宗次郎にしても本編では見れなかった一面が見えてキャラの深み(というのかな?)が増しましたね。
個人的には方治の意外な一面が見れてよかったです(レビュー本文にも書きましたが)。
あと、本編では雑魚扱いだった刀狩りの張なども実は強かったんだなって(笑)。映画では凄くいい扱いを受けてましたけどね。。
2014年10月16日 at 9:54 AM
志々雄一派の新たな一面が見れましたね。
確かに、戦略練る事に没頭している方冶の人間味のある部分が見れましたね。堅物な方冶には華火の様な癒し系の女性があってるのでしょうね。
張は雑魚に見えましたか!
剣心相手だからそう見えたのかもしれませんね。私は、まぁまぁの腕だと解釈しています。でなかったら、あんな特徴ある刀を扱えないでしょうし…
映画での張は原作とピッタリでしたね。
相違点は、原作の方が志々雄に忠実でしたね。
るろ剣のキャラは皆、魅力的で信念を持っていて、どのキャラでもスピンオフ作れるくらいだと思います。
2014年10月19日 at 2:10 AM
確かに、スピンオフできそうな程各キャラの性格が深く作られているように思いますね。