『新世紀エヴァンゲリオン』Volume14 旅立ち レビュー・感想です。
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新世紀エヴァンゲリオン 最終第14巻
” 確かめなきゃ “
” この手が何のためにあるのか 僕が何のためにいるのか “
はじめに
1994年から約20年に渡ったエヴァンゲリオンが遂に終結。
奇しくも、後1か月もすれば、作品の第一巻の舞台2015年になりますね。
連載当初からすれば近いようで遠い未来の話だったのに…と考えるとなんだか感慨深いですね。
まあ、連載当初はまだ子供でこの作品の存在も知りませんでしたが。。
さて…最終巻。
ユイとゲンドウがシンジに託したものは一体なんだったのか。。
ユイが最後にシンジに残した言葉。
他人とは…自分とは…人とは何か、生きるとは何か。。
シンジの見出した答えは、人類の行く末は…というわけで感動のクライマックスを迎えるわけですが。。
境界の融けた世界。シンジの望み。。
リリスと同化した綾波と、ヒトの持つ知恵の実と使徒の持つ生命の実を手に入れたことで“生命の樹”へと還元された初号機とが一つになっていく。
対話を続けるシンジと綾波。
ただ、理解して欲しかった、愛して欲しかった。
シンジにゲンドウの言葉がのしかかります。
” ヒトとヒトとが完全に理解し合うことは決してできぬ 人とは そういう悲しい生き物だ “
そして、愛することをやめたシンジ。
” スキダトカンジタヒトハ ミンナ ドコカヘイッテシマッタ “
そして、現実世界では、アンチA.T.フィールドが臨界点を越えたことで、皆のA.T.フィールドが消えてゆき、個体生命の形が保てなくなってゆきます。
“すべてを消し去るのだ 苦しみしかないこの世界を “
” 絶望に満ちたこの世界を ひとつに “
” もう誰も苦しまないように “
そして、形が保てなくなった人々の魂(?)は集まり、渦となって…。
その中心にいるシンジ。
” ダレモクルシマナイヨウニ ダレモカナシマナイヨウニ ボクガ スベテヲオワラセヨウ “
” アイスルコトモアイサレルコトモ アタエラレルコトモウシナウコトモ モウ ナニモカンガエナクテスムヨウ “
” スベテガオワッテ ダレモイナイセカイニ ナレバイイ “
アンチA.T.フィールド。
” それが “
” あなたの願いなの? “
アンチA.T.フィールドとして人々の前に現れた綾波は、その人の望む姿に変わるようです。
人類補完計画の最高指導者キール・ロレンツは神の御光の如きものに…
冬月はユイの姿で現れたそれに懺悔しながら…
個としての形を消失させます。
1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。
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