『ばらかもん』第10巻 著:ヨシノサツキ レビュー・感想です。
ばらかもん 第10巻
” お前の字はつまらない字じゃない “
” 私の教えに真摯に取り組んできた 素直な字だ “
” お前の書は 努力と意地で人の心を打つ “
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冬越えとかんころもち
季節は移ろい、本格的に冬が近づいてきて…。先生は島での始めての冬を過ごします。
郷長に暖房器具を貸してくれるよう頼んだところ、出てきたのは旧式の石油ストーブ。
せっかくだからと、石油ストーブの上で”かんころもち”を焼くことに。
こういうのいいですよね。。日常の些細なことに楽しみがあるというか。。
かんころもちを食べながら、“昔先生のお父さんとも一緒にたべた”と、郷長。
先生はどうやらお父さんに対して、すごく尊敬している反面、そのすごさに対してコンプレックスも感じているようです。自分は一生追いつけないだろうと…。
郷長は先生と先生のお父さんを”不思議と似ていない”と感じているようです。
” 半田先生はお父さんと違って気持ちが顔に出るからかな? “
郷長のその言葉に…
先生のお父さん、半田清明は感情が顔に出ない分、書道で表現しているのだと先生。
” 親しみにくい人間でも オレは親父みたいになりたい “
郷長はそんな先生に
” 他の人には負けたくないけど 息子にだったら負けてもいいんだ “
” 目標にされるのもいいけど 息子に追い越されるのってまた違った喜びがあるんだ “
” 先生のお父さんにもこの気持ち味わわせてあげてね “
と声をかけます。なんか父親っていいなぁ。
と、まあ、そんなこんなで越冬の準備を整えた先生ですが…。
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親来島!!新キャラ桐恵さんの登場。半田母vs.川藤母(?)。
なんと先生の両親が島にやって来ることに!!
我が子に会えると、驚喜している先生のお母さん。
あいかわらず、先生のお母さんは親バカが極まってて、とてつもなく強烈ですwww
更に、新キャラ登場。半田清明の秘書、桐恵さん。
ちなみに性別は男性。心も男性。
なぜか、格好だけ女性の…川藤のお父さん…。
また強烈なキャラが出てきたな〜。彼女…彼?は半田先生のことを微塵も認めていないようです。
そんなわけで当然ですが、先生のお母さん、半田えみとは犬猿の仲。。
作中随一の濃いキャラの半田えみに、彗星の如く現れた濃いキャラ桐恵さんwww
この二人の絡みがまた濃いいのですよwww
ここまでもなかなかに濃ゆいキャラだらけでしたが、ここに来てさらに輪をかけて濃い人たちが…。
ともあれ、半田清明、半田えみ、桐恵さん、川藤の4人で清舟家へ来訪。
都会人の来訪に、島の人たちがたくさんやってきて…
半田清明が郷長に漫画のような技を繰り出したり、先生のお母さんがなるの“プレゼント”でダウンしたり、“えみvs桐恵”の冷戦が繰り広げられたり…となかなかににぎやかな来島になりました。
そんな賑やかな中、清明から先生へ贈られた言葉。
” どんな状況でも書ける字を見つけろ “
” それがお前にしか歩めない書道だ “
そして、翌日…
1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。
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