食戟のソーマ 175 “遠月列車は行く”レビューです
一次試験突破
一次試験、どの部屋でも反逆者用に“特別な食材”がテーマにされたようです。
しかし、創真たちのように皆それぞれに自分で食材を調達して切り抜けたようです。
結果、一次試験では反逆勢で脱落者はなし!!無事全員試験突破です。
やはり、美作昴、貞塚ナオ、北条美代子の3人は反逆側だったようですね。
というか、美作と北条さん同じ班だったんですね。性格合わなそう笑
試験合格に浮かれている吉野や、緊張感のない創真たちに“まだ一次試験を通過しただけ”とプリプリのえりな。
スタンドが使えるようになってる!!笑
えりなの言葉に気を引き締め直す恵と吉野。
実際、創真たちがいなければ一次試験をクリアできなかったかもしれないということはひしひしと感じているようです。
寝台列車「つきかげ」!!二次試験に向けて
二次試験の試験場所には寝台列車で向かいます。
ちなみに、この寝台列車「つきかげ」も遠月の所有だそうです。
超豪華寝台列車ですが、旅を満喫している余裕はありません。
学園側はなりふり構わず反逆者を振り落しに来るはずで、試験が進むたびにその内容はより過酷なものになると考えられます。
” そのためにやれること “
” 今やっておかなければ! “
列車での移動中は、北海道講座の補習授業。
…緋沙子、女教師スーツ持ってきてるんだ笑
えりなは別室で一人、勉強会のための資料作成に励みます。
そんなえりなの元に入れ替わり立ち替わり仲間たちが訪れます。
恵に至っては、差し入れの玄米茶を持参。
特に用があるわけでもないのに訪れる彼らにえりなの頭は疑問符でいっぱいです笑
そうこうしていると、今度は創真が”鮭の皮揚げチップ”を持ってえりなの下に訪れます。
” ま……みんな薙切にありがとうって思ってるってことじゃねーの? “
創真の一言でみんなの思いやりに気づいたえりな。
” あったかい…… “
えりなの変化…もしかして恋!?
そんな話をしているうちに、列車は雑木林を抜けます。
一面に広がる星空を創真と二人で眺めるえりな。
まあ、もちろん創真ですので、星空をいくらに見立てたりして、そうそうロマンチックな展開にはなりません笑
そっれでも和やかな雰囲気でたわいのない話を交わす二人。
その中でえりなは自分自身の変化に気がつきます。
これまでは、城一郎と創真が親子だということを知り、美しい想い出が汚されたように感じていたえりな。
でも…
” 今はそんなに “
” イヤでは… ないわね…… “
確実に創真を認めていっています。
というより、ここ最近のえりなの反応からすると、恋というほどではないにしろ、確実に創真に惹かれて行っているように見えます。
試験官の企み
一方、一次試験で反逆者を一人たりとも脱落させることができなかった試験官側。
想定外の出来事に焦っている様子です。
この様子を見て、えりなは今後学園側はなりふり構わず、ますます過酷な試験になっていくだろうと予想します。
えりなの予想どおり、試験官はもはや反逆者たちを脱落させることだけを考えており、
二次試験で一網打尽にしてやると息巻きます。
そんな試験官の思惑寝をよそに、寝台列車「つきかげ」は進みます。
二次試験は一体!?
感想などなど
えりなの変化
特に用もなく、自分のところへ訪れる友人たちに戸惑いを隠せなかったえりな。
友達って普通そんなものだと思いますが、これまで同世代の友人と呼べる存在がいなかったえりなにとってはこんなことも初めての体験だったのでしょうね。なんかほっこりです笑
それにしても、“美しい想い出が汚されたような”って笑
創真と城一郎が親子だとわかった時には、すでにそれなりに認めかけていたように思っていたのに…。そこまでだったとは、衝撃です笑笑
それにしても、ここ数回のレビューで毎度書いている気もしますが、極星寮の面々と関わることでえりなにも良い意味で大きな変化が起きているようです。
上述の通り、とことん嫌っていた創真にも、徐々に惹かれているように見えますし…。まあ、恋愛感情ではないかもしれませんが。。
心なしか描写も以前に比べて、よりコミカルな振る舞いも増えたように思いますし、全体に柔らかくなってきたようですね。
えりなと友人たち@「つきかげ」
そんなえりなと友人たちのやりとりが、個人的には今回一番楽しめました。
そもそもトップバッターがイサミって笑
確かに紳士なイメージあるけど、意外すぎました。
癒し系なイサミ(太っちょver.)と状況を理解できないえりなの間が秀逸でしたね。
ちなみにこの間タクミは何故か緋沙子の補習中です。
イサミの次は榊さん。
イサミ同様に予想外な人選でしたが、榊さんとえりなには意外(?)な共通点が…
ハイテンションでマッサージマシンをえりなに勧める榊さん。
” エステルームのマッサージマシンがすごいのよ! “
” 私すごく肩こりする方なのに一気に体が軽くなっちゃった! “
…肩こり??
で、次の一コマ。
この構図。。あ〜あ(察し)笑
あとは毒見役緋沙子。
秘書子、本領(?)発揮してました笑
緋沙子のこの感情のないようなデフォルメ顔かなり好きです笑
二次試験について
一次試験で脱落者を出せなかったのは試験官に取って、想定外のことだったようです。
えりなはこの後より過酷な試験になると予想していましたが、どうなんでしょう?
“なに振り構わず振り落しに来る”というのはそうなのでしょうが…。
174話のレビューでも書きましたが、一次試験の”食材がない”等状況よりも難しい状況ってありえるのでしょうか?
そもそも、一次試験は薊の特別授業に始まりしっかりと(?)事前に練った課題だったわけです。2次試験以降のいわば”付け焼き刃の課題”でそれを越える難易度というのはなかなか…。
一つ気がかりなのは、今回の試験の責任者(創真の部屋の試験官のようです)がかなりヒステリックな女性であることかな。二次試験の段階でだいぶ癇癪を起こしているようなので、先に進むにつれて文字通りなりふり構わず卑怯な手段に訴えてきそうです。
まあ、現時点でもかなり卑怯ではありますが…。
二次試験の内容は、ニュースを見て閃いたようですが(進級試験がこんな適当でいいのか笑)、一体何を仕掛けてくるのでしょうね。
試験官がインスピレーションを受けたのは“天気予報”のようですが…大雪警報でも出てたのでしょうかね。
「つきかげ」からの夜空は晴れ渡っていましたが…。仮に警報が出ていれば、試験場から出られませんし、その上で同じような難題を出すつもりなのでしょうか?
もはや“とんち”のような気もしますが笑
それにしても、一部の学生を落とすためだけに試験内容を寝るなんて、ひどい進級試験ですね。一般学生からすればたまったものではありません笑
こんなことが長引けば、薊政権に従う生徒たちの心も離れていってしまうのでは??
2号連続カラー
アニメ2期放送記念で、前号から引き続き2号連続でカラーです。
つなげて、一枚絵ということでしたので…
つなげてみました。
あれ?そういえばタクミってメッザルーナ取り戻してましたっけ??
ともかく、進級試験編はますます佳境に!
二次試験の内容が楽しみです。
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