食戟のソーマ 171 “フォロー ミー”レビューです。
えりなの決意
創真の鶏卵の天丼、“ゆきひらの味”を食べたえりな。
はじめて城一郎の料理を味わった時と同じように、心の奥から広がっていくあたたかさにえりなの凍っていた想いが溶け出します。
同時にえりなの脳裏によぎる薊の教え。
そして、えりなが出した答えは…
” 料理人と… 料理たちはきっと “
” 自由でありたがっているのですわ “
初めて自分の意思で薊を否定したえりな。
そしてえりなは“あること”を決意します
思い立ったら、即行動。
翌朝寮の玄関前に集合と、寮生全員に伝えるよう創真に指示を出し…
” それじゃあ たのんだわよ! “
” 私は今から準備があるから! “
味の感想を期待している創真への対応もそこそこに準備に走るえりな。
さすが、お嬢様笑マイペースすぎます笑笑
” 先ほど彼らが書いていた実家への手紙 “
” 今すぐ処分して結構 とね “
まあ、様子を見ていれば一目瞭然なんでしょうが、一言くらい味の感想言ってあげればいいのに笑
それにしても創真が振り回されてる笑
えりなって意外と嵐のような子なんですね笑笑
さあ、えりなが決意したことは一体??
早朝の激励!!私についておいでなさい!!
翌朝、寮の玄関前に集められた寮生達。
完全に諦めムードが漂う彼らですが…
メガホンと原稿(?)を片手に現れたえりな。
しょぼくれた寮生達に、試験を受ける前からそんな調子では今すぐに学園を去ったほうがいい、と辛辣な言葉を浴びせます。
” でも あなた方の皿は いつも自由だった “
えりなは、今のままでいいのかと、寮生達に喝を入れます。
それでも尚、弱音を吐く彼らに
” どうやってもこうやってもありません! “
” “料理”の力で切り抜けるしかないでしょう!! “
そして進級試験を突破する意思のあるものには”「神の舌」にかけて”サポートを約束するえりな。
” あなた方が本当に誇りある料理人ならば_ “
” 私についておいでなさい!!! “
えりな自身も自分が”本当にしたいこと”を見つけ一歩踏み出したわけですね。
そのための大切なことをみんなに教えて貰ったのだと…。
ツンツンえりな完全復活です笑
進級試験突破へ
えりなの激励を受け、一転してやる気を出した寮生達。
一丸となって、進級試験突破を誓います。
極星寮はこうじゃないと笑
進級試験の舞台は、北の大地・北海道!!
一体どのような試験が待ち構えているのでしょうね。
感想などなど
鳥籠からの脱却
ようやくえりなは薊の呪縛から抜け出すための第一歩を踏み出せましたね。
しっかりと向かい合って自分の意思で薊の思想を否定しました。
そして、ずっと考えていた”自分の本当にやりたいこと”を見出したわけです。
それにしても、すっかり復活していつもの調子を取り戻したえりなのマイペースさ笑
やることが決まったら、すでに周りのことなんてお構いなしで、創真すらも振り回す姿がかなりツボでした。
さすが従姉妹、アリスにもまったく劣らないです。
ドタドタとかひょこっとか擬音が多くて、なんというかコミカルな感じ、可愛らしくていいですね。
えりなの激励
極星寮生達になかなか厳しい激励をしたえりなでしたが、
激励後に寮生達が進級試験突破を誓った時の力の抜けたようなほっとした表情。
実は不安だったみたいな部分も良いですね。
実際のところ、えりなは彼女の意思ではないとはいえ、極星寮にいるメンツ(1年生)で唯一人安全圏にいてしまっているわけですし、そもそもの元凶が彼女の実父なわけですから少なからず肩身の狭い思いをしているはずです。
今回の激励は、極端に言えば、加害者家族が被害者に檄を入れるようなものです(言い過ぎか??)。
えりな自身にもだいぶ葛藤があったのではないでしょうか。
そんな中でも、自分たちが退学になるという状況でも尚、真っ先に“えりなが一人になってしまう”ことを気にかけるような気のいい寮生達へ何かしてあげたいと思ったわけですね。
友情ですね。青春ですね。
極星寮(主人公サイド)に入ってきて、内面やら何やらがしっかり描かれて、ここにきてえりなの魅力が爆発してきてます笑
創真への見方が変わった!?
ちなみに、今回の一件でだいぶ変化の大きかったえりな。
これまで認めることのできなかった創真に対しても、少し素直になれたようです。
…この変化って、城一郎の息子だとわかったからじゃないよね笑
決着はまたまた持ち越し笑
そして、今回の残念大賞(笑)のこの人。
結局今回も料理の感想は聞くことができず…
二人の決着はまた先延ばし…??
創真、ドンマイ!!
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