『BORUTO』考察 -ボルトの右眼の瞳術は??白眼でも転生眼でもない眼!!?白眼と転生眼と「ハムラのチャクラ」。。-
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はじめに
随分と間が空いてしまいましたが…。
一応、以前の記事『BORUTO』考察 -七代目火影の息子、天才忍者ボルトの力。秘めたるチャクラ!右眼に宿るは転生眼をも超える新たな瞳術!?-の続きです。
『BORUTO』考察 -七代目火影の息子、天才忍者ボルトの力。秘めたるチャクラ!右眼に宿るは転生眼をも超える新たな瞳術!?-
さて、1話冒頭で衝撃の展開がありましたね。
まさかの木の葉が壊滅、さらにボルトの右眼に見たこともない瞳力が宿っている…。
今回はこのボルトの右眼について考えてみたいと思います。
そうそう、お約束のお断りを…
*本記事は2017年3月21日に作成したものです。漫画は10話「オレの物語…!!」時点、アニメはまだ始まっていません。
ボルトの右眼の瞳術は何??
さて、では改めてボルトの右眼は一体何なのか、ということですが…。
形状から見ると…
1.「白眼」2.「転生眼」3.3大瞳術とは別の新しい瞳術
の3つの可能性が考えられます。

『BORUTO』 1 : うずまきボルト より
白眼、転生眼というのは、ボルトが日向の血筋であることからありうべき可能性としては妥当なところですね。
しかし、はじめに結論を書いておくと本ブログではそのどちらでもない全く新しい瞳術なのではないかと考えています。
ところで、ボルトの右眼の瞳術はまだ白黒のみでカラー描写がなされていませんので、その瞳はあくまで白に見えるだけという可能性はあります。つまり薄い系統の別の色かもしれないわけです。
実際作中ではボルトやナルトの青い瞳は白で表されています。
なので白眼(瞳が紫がかった白)の可能性も転生眼(瞳が水色)の可能性もあるわけですね。
それに何ぶん作者が違いますから、描き方に多少の違いがある可能性もあります。
なので、この記事ではそれぞれの瞳力に絶対に必要であろう大きな特徴とチャクラなど発現に必要な性質面から考察しています。
では、見ていきましょうか。
ボルトの右眼は白眼ではない!?
まず1つ目の「白眼」という可能性ですが…

岸本斉史 『NARUTO』第9巻及び第10巻より
白眼の発動時の大きな特徴としては二つです。
1.瞳の中に瞳孔(破線)が浮かび上がる(瞳は通常の人間のものより2まわりほど大きい)。
2.眼の周り(外側)に神経(?)が浮かび上がる(瞳の中にも血管(?)が浮かび上がることも…)。
前者に関してはボルトの右眼も同様の性質を持っていますが、後者の特徴はみられていません。
また、必ずしも必要ではないようですが、初期では白眼の発動に印を結ぶ描写もありました。

岸本斉史 『NARUTO』第9巻より
印を結び終わったら最後は先ほどの画像のように中指と人差し指を立てて右手を顔の前に構える姿勢で発動します。
一応、ボルトも中指と人差し指を立てていますが、左手ですし関係はない気もします。
そもそも、これらは“対立の印”なのかな??
ただ、日向一族の白眼はうちは一族の写輪眼と違い、後天的に発現する瞳力ではなく、先天的に「白い瞳を持って生まれてくる」もので、かつ一族に普遍的に現れるもののようです。
これらのことから、おそらく白眼である可能性は否定されます。
ただ、ヒマワリは後天的に白眼が発現してるんだよな〜。
ただまぁ、白眼の素質を純粋にそのまま受け継いでいるのであれば、ボルトもヒマワリ同様両目に発現しているのではないかと思います。
ボルトには全く白眼の素養がなく、右目だけに他の人間の白眼を移植したというなら話は別ですが…。
一応、ボルトの右眼が移植されたものなのではないかという可能性についてはこちらの記事で考察しています。
よろしければ…
ところで、この2つ目の特徴が見られないことと、ナルトの六道のチャクラ(大筒木のチャクラ?)を継いでいることが、「転生眼」という意見が出る理由の一つなのかもしれませんが、すでに書いた通り「転生眼」である可能性も低いというのが本ブログの意見です。
とりあえず、「転生眼」である可能性を否定する前に、「白眼」と「転生眼」の関係性について整理してみましょう。
白眼と転生眼の関係
まず「転生眼」ですが、これは大筒木ハムラの持っていた瞳力で、「白眼」の上位の瞳術と言えます。「写輪眼」に対する「輪廻眼」の位置付けと同じだと思います。
まあ、月の大筒木一族の眼が白眼かどうかでまた話は変わりそうですが…。
つまり、「転生眼」は「輪廻眼」と対になる瞳術と言えます。名前も「輪廻」・「転生」で対になっています。
ちなみにハムラの子孫は「木の葉の日向一族」と「月の大筒木一族」の二つに分かたれており、劇中では「月の大筒木一族」の末裔である「大筒木トネリ」が、日向ハナビの白眼を奪うことで白眼が変異し発現しました(私は劇場版は未視聴なので、あくまでネット情報ですが…)。
ちなみに本編第70巻にて六道仙人が輪廻眼の発現について語っている場面があります。

岸本斉史 『NARUTO』第70巻
曰く、マダラが柱間の力を奪ったことで「アシュラのチャクラ」の一部と「インドラのチャクラ(写輪眼)」を一つに融合してしまい、「ハゴロモのチャクラ」の力を導き出してしまう結果となり「写輪眼」が変異して「輪廻眼」を開眼したのだと…。
それと同じ構図だと考えれば、「日向一族のチャクラ(白眼)」と「月の大筒木一族のチャクラ」が融合したことで「ハムラのチャクラ」の力が導かれ「白眼」が変異して「転生眼」を開眼したと考えられます。
では次にボルトの持つチャクラについて考えてみましょう。
…と言いたいところですが、記事が長くなったので次の記事に続きます。
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