『鬼滅の刃』まとめ 「十二鬼月」上弦の陸 “堕姫” -吉原に巣食う妖艶にして淫美なる鬼-
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十二鬼月上弦の陸 堕姫
“遊郭潜入編”にて新たに登場した上弦の鬼。
数多いる鬼の最高位“十二鬼月”。その中でも最上位、鬼舞辻無惨直属の六鬼”上弦”の第六位“上弦の陸 堕姫”です。
単体として上弦の鬼がきちんと登場したのは“上弦の参 猗窩座”に続いて堕姫で2人目です。
そして炭治郎が単独で対峙した初めての上弦の鬼となります。
絶世の美貌を持ち、夜の街吉原の闇に潜む鬼。初登場は第73話「追跡」です。
吉原の最上位京極屋の蕨姫花魁
吉原における遊女としての名は“蕨姫”、位は最上位の“花魁”です。
現在は善逸が潜入した京極屋の日の当たらない北側の部屋に居を構えます。
上弦の鬼たる実力とその類稀なる美貌とをもって、柱を含め鬼殺隊を寄せ付けることなく、非常に長い年月を吉原の表、裏ともに君臨しています。
また、邪魔になりそうな人間は躊躇いなく殺す冷酷さと、“帯”の通る隙間さえあれば人を攫うことのできる能力(後述)とを持ち合わせており、周囲に鬼であることを気づかれることなく吉原の闇に暗躍しています。
長い年月を生きる吉原の支配者
非常に長い年月を吉原に生きてきたらしく、吉原の人間の中には幼少期に堕姫(その頃はまた別の名前)をみたことのある老人もいるほど。
名前を変えながらも堕姫には常に”姫”という字のはいった名前を好んで使うという特徴と、
気にくわないことがあると首を傾けて、下から睨めつけるという独特の癖があります。
ちなみに、堕姫(と思われる花魁)を幼少期と、中年期に見たという老人曰く、その花魁は” ものすごく別嬪だがものすごく性悪だった “のだとか笑笑
堕姫の性格と嗜好
性格は傲岸にして冷酷。第74話「堕姫」にて自身の正体に勘付いたおかみさんを躊躇なく殺害しています。
しかもその際、後述の美しいもの好きな嗜好から“不細工と年寄りは喰わない”と言って、上空から突き落とすという事故に見せかけた殺害方法を取っています。
またある時は、他女郎へのいじめなどをおかみさんに諭されても、“自分の癪に障るような子たちが悪いとは思わないか”と問い返すなど、非常に自己中心的な言動も目立ちます。
自身に指図した炭治郎にも怒鳴りつけたことがあり、激情的で短気な面もあり、炭治郎たちのことを”塵虫”と呼ぶなど口もかなり悪いです。
その一方で、鬼舞辻無惨に対しては他の鬼同様従順な態度をとり、どこか崇拝しているような素振りまであります。
また、そんな彼女の嗜好ですが、次項で詳しく書いている通り嗜好としては美しいものを非常に好みます。
無類の美しい物好き
堕姫は自身の美しさも相まってか、美しいものを好み、醜いものを蔑する傾向があります。
実際に本人の口からも“醜悪で汚いものを絶対に食べない”や“醜い人間に生きている価値はない”などと語られています。
一方で、美しいものへの執着は強く、鯉夏花魁が身請け寄って吉原を去る前に食べようと現れたり、
伊之助のことも彼の美しい容姿ゆえに殺さずに生け捕りにするよう”蚯蚓帯”に指示していました。
1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。
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