双星の陰陽師 #32 「二人の進む明日…」レビューです。

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現の空の下で…在りし日の二人。。

“陽の気”によって、ケガレは半日以上現にいることはできない。
氷鉋を肩に乗せて、手に入ることのないその空に手を伸ばす聖丸。

” 邪魔にならねぇ内は 隣に置いといてやるよ “






婆娑羅の死

駆けつけた紅緒とともに最後の一撃を放ったろくろ。

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その一撃を放った直後、紅緒は再び意識を失います。

粉塵の中からろくろに投げかけられる言葉…

” つくづく救いようのねぇ存在だな てめぇらはよお… “

大切なもののために戦い続けるというろくろの覚悟に…

” _… ひひ…… “

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” 最後までムカつくガキだ “

己の死を悟ったのか、今となってはどうでもいいと空を見上げる聖丸。

” は… 汚ねぇ空だなぁ “

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” なぁ氷鉋…… “

最期の瞬間まで氷鉋へと語りかける聖丸。

そして…

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静かに息を引き取ります。

聖丸まで死んでしまうとは…。

結構、好きなキャラだったのに。。

とはいえ、仮に聖丸が生き残ったとしても、氷鉋がいない今一人では生きていけなかったかもしれませんね。

それくらい、聖丸にとって氷鉋の存在は大きかったように見えます。

人では考えられないほどの年月を二人きりで生きてきたであろう二人、その絆は人の比ではないのかもしれませんね。

聖丸と氷鉋の絆…。

特に、氷鉋の死を受けた聖丸が時折見せた喪失感の描写は個人的にはかなり感情移入してしまって…。

ケガレは祓われた時、セーマンが浮かび消えます。

しかし、それは婆娑羅より下位のケガレ、脅威度Aの真蛇まで。

婆娑羅は…

” その命が終わった時 “

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” 肉体は消えずにその場に残る “

死ぬ、命が終わる。

まるで自分たち人間と同じような彼らの特性。

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その事実にろくろは愕然とします。

聖丸も言っていましたが、力を得るに連れて婆娑羅は人に近づいているようですね。

ケガレの到達点は人なのでしょうか…。

葛の葉と”法師殿”

 

ともかく禍野から脱出しようとした時…

意識を失っていた小夜が目を覚まします。

そして、紅緒の姿を確認した瞬間、呪力が解放され…

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葛の葉の眷属が召喚され、紅緒に襲いかかります。

意識のないはずの紅緒が右腕を差し出すと…

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ドーマン状の結界が…

ちなみにドーマンを御存知ない方はこちらの記事をご参照ください。
>>双星の陰陽師 考察 “陰陽師とケガレ 晴明と道満”(*16話時点)

葛の葉の眷属をかき消す紅緒の結界。

そして、黒い呪力が紅緒の体を取り巻いていきます。

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葛の葉の眷属と紅緒の守護者の眷属とがぶつかり合います。

とてつもない呪力の衝突。

十二天将が一人斑鳩士門をして次元が違うと言わしめるほどの強大な呪力の応酬。

その戦況を見つめる有馬。

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険しい表情ですが…相変わらず何を考えているのかがわかりませんね。

どうやら、この事態も有馬は知っていた…あるいは予想していたようですが…。

徐々に葛の葉の眷属の方が押していきます。

そして、ついに葛の葉の手が直接紅緒に届き…

” 覚悟を決めなされぇえぇっ 法師殿ぉおぉおっ!!!! “

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” 我が子が背負った千年につづく憎しみ哀しみをぉおぉお 解いてやるのが母の務めなればぁぁああああぁ “

絶体絶命の紅緒。

とてつもない呪力の中、ろくろが二人の間にスッと入り込みます。

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さらに、小夜自身の意識も目覚め、葛の葉を止めます。

紅緒の守護者はやはり蘆屋道満のようですね。




葛の葉が”法師殿”と呼んでました。つまり蘆屋道満こと”道摩法師”の”法師”でしょう。

それに”息子=晴明”との千年の因縁もあり、セーマンに対するドーマンを使う。。

ちなみにくどいようですが、ドーマンを御存知ない方はこちらの記事をご参照ください。
>>双星の陰陽師 考察 “陰陽師とケガレ 晴明と道満”(*16話時点)

これは、蘆屋道満でほぼほぼ確定でしょう。。

この葛の葉の発言で、”我が子の背負った千年の憎しみ哀しみ”というのが、陰陽師とケガレとの千年の戦いのことを言っているのであれば、この”法師殿”が発端に関わっている可能性が大きいですね。

やはり、蘆屋道満がケガレの生みの親なんでしょうか??

さて、今回の事態を見て、仮に予定どうり見極めの儀を行っていたらどうなっていたのかと考える士門。

士門の発言からは見極めの儀は小夜以外でもできるようですが(今までの流れからでは葛の葉の守護者以外ではできそうにないのですが…)、あえて有馬が小夜を見極めの儀に使った理由は…。

” どこまでがあんたの筋書きなんだ “

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” 土御門有馬……!!! “

現の混乱を治め、禍野へとやってきていた清弦と、青龍・水度坂勘九郎、玄武・雲林院憲剛。

彼らも、葛の葉と”法師”との争いの一部始終を見ていたようですが…。

彼らにも、どこまで進んでいるのかわからないようです。

玄武いわく

” 全ては有馬さんと神託の意思によるもの “
だと。

しかしそんな中、型にはまらないろくろのことを皆認め始めているようですね。

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子供達、新たな世代を遠くから見守る師清弦。

彼の表情も読めませんね。。

もともとろくろ達子供に戦わせることを嫌っていた清弦ですから、その心の内は複雑なのかもしれませんね。

 

闘いを終えて、それぞれの進む先

さて、聖丸・氷鉋との激闘を終え、10日後。

紅緒の退院を祝ってパーティーの準備をするろくろ。

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既に紅緒以外のメンツはすっかり回復しているようです。

紅緒だけが意識が戻らず、入院が長引いたのだと。。

その理由としてろくろは禍のでの紅緒の守護者の暴走を訝しんでいるようです。

繭良は言葉を濁しますが…。

大体の準備が整った頃、来客が…。

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小夜と士門でした。

残念ながら紅緒のお祝いに来た訳ではなく…。

再び今回のような事態に陥らないようにと島へ戻ろうという二人。

その前にろくろに挨拶をしに来たとのことです。

今回の件についてお礼を言う小夜でしたが、ろくろは…。

自分の非力さのせいでみんな無茶に巻き込み死にかけさせたと…。

そんな全てを一人で背負おうとしているろくろに士門は

” 自信過剰も大概にしておけよ “

と。

そして、小夜を守ることができ、士門の生きる目的も意味も尊厳も、彼の全てをろくろの無茶が救ったのだと…。

” お前が土御門の島へ来る日を心より待っている “

” 十二天将・朱雀 斑鳩士門っ “

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” 双星の陰陽師と共に戦えることを誇りに思う…! “

そして、帰っていく二人。

帰り際、ろくろは士門が自分のことを下の名前で呼んでいたことに気づきます。

繭良も一緒にろくろの家を後にします。

そして、繭良も新たな一歩を…

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退学願を手にして母親の元へ…。

おそらく十二天将・白虎としての運命を受け入れ、彼女も島へ行く覚悟を決めたのでしょうね。

ろくろと紅緒。双星に降りかかる新たな難題

さて、みんなが帰って一人になってしまい、紅緒のことを変に意識してしまいソワソワするろくろ。

一方紅緒も…

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なんか、完全に良家のお嬢様ですねwww

紅緒もろくろに”あのこと”を話さなくてはならないと、やや足取りが重いようです。

“あのこと”って、闘いの前に言ってたことですよね。多分守護者云々は紅緒は覚えてないでしょうし…。

二人とも、どんどんと惹かれあっているようです。。

さて、重い足取りの紅緒が玄関を開けた瞬間…。

中から爆発音が!!

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紅緒の帰宅に合わせて、料理を温めておこうとしたらしいですよ、これでも。

なんというか、この二人らしい展開。

二人で後始末をしながらぎこちなく再会の挨拶を交わす二人。

もっと大勢に声をかけたのに誰もこなかったと不平を言うろくろですが…

” 私は二人きり…でも 一向に構わなかったけれ……ど “

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” いえ…その 騒がしいのは苦手だから…という意味…で “

完全にデレてますねwww

小声で付け加えているところが可愛らしい。。

というか、全員欠席ってこれ全員が気を使ったってこと!!?www

さて、いい雰囲気の二人ですが…そうそうハッピーエンドでは終わりません。

なんと紅緒が呪装できなくなってしまった!!

どこからともなく出現した有馬曰く、先の戦いで呪力を失ってしまったのだと。

” 化野紅緒くん “

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” 君はもう陰陽師じゃない “

呪力を失った陰陽師には島へ渡る資格はない…。

まさかの失格の烙印。。

ようやく一歩前進したかに見えた双星に降りかかる新たな難題。

どうやら、このことは有馬にとっては想定していたことのように見えますし、完全に呪力がなくなったわけではないのでしょう。

おそらく、これから紅緒が自分の力で守護者である”法師”とつながり、呪力を取り戻すことで次の段階へと進む流れでしょうが…

そもそも何で呪力がなくなってしまったんでしょうね。

呪力は守護者の力と密接に関連するようですから、葛の葉の眷属の攻撃で”法師”がとてつもなく弱体化してしまったのでしょうか。

それとも、どうも”法師”はケガレ側にも深く繋がりがあるようですから、その存在を無意識的に紅緒が拒絶してしまっているのでしょうか。

何にせよ、このあたりが明らかになれば色々な謎が解けてきそうですね。楽しみです。

全体を通して

それにしても、士門の捨て身の攻撃、ろくろと紅緒の守護者の覚醒、双星の共振…などなどありましたが…

まさか、ろくろがセーマンモードになることすらなく婆娑羅の第四位…しかも同じく婆娑羅である氷鉋の呪力をも吸収した聖丸を倒せてしまうなんて…。

紅緒はもちろん、ろくろにしてもまだ自分の力を完全にものにできていない状態でしょうし、この段階で倒せてしまうのか…と。

纏神呪を使っていたとはいえ士門一人でもなんとか聖丸と闘えていましたし、なんだか婆娑羅の力は思っていたほど絶望的なものではないのかも…なんて。。

まあ、聖丸には氷鉋を失ったことによる精神的な動揺があったのでしょうが。。

とはいえ、婆娑羅の中でも下位の個体なら十二天将が2人もいれば倒せてしまうんじゃ…。

あ、でも氷鉋の方は、辛うじてとはいえドーマンモードの紅緒を退けたわけですし…。

う〜ん、強さの程度がよく分からない。

ともかく、聖丸も氷鉋も結構好きなキャラだったので、この後インフレして後々やっぱりあんまり強くなかったよな〜みたいな展開は避けて欲しいですね。

それにしても、聖丸生き残って欲しかったな〜。

 

ところで、聖丸が言っていた”アイツ”って一体誰だったんでしょうね。

“アイツ”を倒せば禍野を”解放”できるとのいうことなので、禍野を封印(?)している存在なんでしょうね。

ということは、結界を張っている陰陽師側の人間のこと??

やはり、晴明なのでしょうか。

しかし、聖丸のいう”アイツ”と氷鉋のいう”あの男”が同一人物であれば、倒すことで”王”になるわけですし、そう考えるとケガレ側の存在になりますよね。。

なら、やはり道満ですかね。

今回の話で、紅緒の守護者は道満だることがほぼ確定しましたので、道満は陰陽師側でもあり、ケガレ側でもあることが判明しましたし…。

この辺りが謎のまま二人とも死んでしまいました。お預けですかね。。

 

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