双星の陰陽師 #14「私の牙」レビューです。

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紅緒に力が欲しいかと問いかける婆娑羅。


紅緒は婆娑羅の目的を問いますが…
単に強い者と戦いたいと言う婆娑羅。
そして強さをひけらかす悠斗が気に入らないと。
” お前ら人間は弱いからいいんだよ “
” 弱い奴が弱いなりに足掻いてもがいて… 命を燃やして挑んでくるのがいいんだ “

絶対的強者故の発想ですが…婆娑羅にも婆娑羅なりの美学があるようですね。

” 仇敵の力は要らぬと義を貫いて死ぬか “
” 生きるため戦うため…… 呪いを身に宿して這い上がるか “

決断を迫られる紅緒。

” 答えろし 十数える間待っててやるよ…… “

一方、ろくろは…

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悠斗を相手に打つ手なく…。
最後通告でろくろについてくるよう命じる悠斗。
ろくろはついて行ったところで悠斗が他の人たちに危害を加えない保証はないと突っぱねます。

しかし、悠斗はその約束自体がその場しのぎの嘘だと平然と言ってのけます。
悠斗の”大願”を成就させるための最低条件は、 ” 陰陽師の限界を超え 婆娑羅をも上回る強さを手に入れる “こと。
と、いうことはまだ悠斗の方が婆娑羅より弱いのかな。。
ケガレの身体を手に入れた悠斗は、他のケガレ同様に人間を殺すことでその呪力を奪い強くなれる。
故に、悠斗のいう”最低条件”は、この国の全ての人間の呪力、即ち”死”。
初めから、約束など守るつもりなどなかった悠斗。
しかし、そこまでして成し遂げようとする悠斗の”大願”とは一体…。
それに、婆娑羅を越えると言うのも…。

既に紅緒は悠斗のプレッシャーに、婆娑羅以上のものを感じているわけですし。。
全ての人間の呪力、必要なのでしょうか。。
それとも紅緒の両親を殺した婆娑羅は婆娑羅になってからあまり時間が経っていないようですし、もしかして婆娑羅の中ではまだ未熟な方なのかな??
悠斗は陰陽師とケガレ、どちらかの頂点に立ったとしても完全とは言えないといいます。
彼が目指すのは ” 究極の呪力を宿す者 崇高にして孤高の存在… “ 陰陽師の”陽の呪力”とケガレの”陰の呪力”。
” 陰の力も 陽の力も統べる者… “

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” 故に”陰陽師”!!! “

陰陽併せ持つ無双の存在、それこそが悠斗の目指すもの。
そして、選択を迫られる紅緒。
その脳裏には己の無力さを思い知った過去が過る…。
紅緒の導きだした答えは…

” 力が…… “

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” 欲し…い!! “
” ろくろと一緒……に 肩を並べて戦える力…が欲しい…! “

” 兄様を止められる力が欲しい……!! “
” お前…に “ ” お前…を!! “

” お前を殺せる… “

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” 力が欲しい……!! “

悔しさに唇を噛み締め答える紅緒。。




その答えを気に入った婆娑羅は紅緒に力を与えますが…
大きな力には大きな代償が伴う…

ケガレの思念が流れ込む。。
いかり悲しみ 憎しみ 怨み…
そのあまりの強い思念に…

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自分を失いかけ、ケガレへ堕ちていく…。
自分ではどうしようもなく心の中で助けを求める紅緒。
その声に答えたのは…

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堕ちかける紅緒の心に、ろくろの声が届く!!
ろくろの声にはげまされた紅緒。

ろくろに支えられ…

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” 私は罪も穢れも受け容れる—!!!! “

己の中に入って来るケガレに打ち克ち、遂に…ケガレの力を自分のものにした紅緒。
しかし、その姿は…

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” ケガレと呼ぶにはあまりにも… 美しい…!! “

光を纏ったかの様な威容。
これはむしろ悠斗の言うところの”陽の力”のように思えますが…。

ケガレに堕ちることなく婆娑羅の力を自分のものにした紅緒に、怒りを露にする悠斗。

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紅緒は力をくれた婆娑羅に名を尋ねます。

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婆娑羅の名は”神威”。。

” ありがとう “

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” 神威… “

そして、少女は戦場に舞い戻る。。

圧倒的な速力!!

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そして、圧倒的な脚力!!

悠斗ですら、反応できない程の速さと、ケガレ堕ちの比ではない一撃に込められた呪力。

” お前の罪も穢れも… “

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” 我が呪いの露と消えるがいい…!! “

これ、確実にろくろの右腕より凄いですよね。
まあ、手と足とか片腕と両足とかその辺りも関係あるのかもしれませんが…。
だって、右腕を呪装したろくろでさえ互角にすら戦えなかった悠斗を完膚なきまでに圧倒してますものね。。
いくらろくろのお陰で堕ちなかったとはいえ、これではろくろの立場がwww
しかし、紅緒のケガレの力が何故それほどに美しかったのでしょうか。。
双星の力か。或はろくろへの気持ちのお陰か…。
彼女の覚悟か。
この辺りもなにかの伏線でしょうか?
それとも単に見た目が美しかっただけで、本質はケガレ堕ちとかわらないのかな??
ケガレの力を自分の物にしたのはろくろと悠斗を含め3人しかいないので何ともいえませんが…。

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