双星の呪護者 -紅緒と蘆屋道満- 『双星の陰陽師』の考察です。

“見極めの儀”でろくろの呪護者が明らかになりましたが、徐々に紅緒の呪護者も明らかになりつつあります。

未だ明確な記述はなく、状況証拠的な段階ですが…

ここでは化野紅緒とその呪護者について見ていきたいと思います。

*32話時点での内容です。念のため。

閻魔堂ろくろとその呪護者についてはこちらのページをご参照ください。
双星の陰陽師考察 双星の呪護者/ろくろと安倍晴明 

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紅緒と呪護者

ピンチに図らずも小夜が呼び出すこととなってしまった紅緒の守護者。

禍野に漂う瘴気を一身に集め、まさに禍野そのものを凝縮したかのような漆黒の存在。

その正体は未だ明言はされていませんが…おそらく。。

まあ、すでに記事タイトルに書いてしまっていますが…。

とりあえず、現時点でその正体を示唆する描写を見てみましょう。

 

葛の葉との面識</p>

氷鉋により絶体絶命の状況に追いやられた際、最後の手段として小夜が葛の葉の力を使い、紅緒の守護者を呼び出します。

その時のセリフ。

” 久しいなぁ 葛の葉ぁ “

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助野嘉昭「双星の陰陽師 #29 黒の産声」『ジャンプSQ』2016年4月号

” まさかうぬの方からわしを呼ぶとはのおぉ “

この発言から3つほどわかることがあります。
まずは葛の葉と面識があること。

さらに”うぬ”という言葉は、現代語でいう”お前”や”貴様”などに近く、少なくとも相手を持ち上げた丁寧な言葉遣いではありません。つまり、目上の人間が目下の人間に対して使うことが許される類の言葉です。

この言葉を使っているということは、端的に言ってしまえばかなり尊大な人物であると考えられます。

そして最後は、葛の葉が呼び出すには意外な関係性にある人物であること。

最後の関係性については…

婆娑羅たちとの戦いが終わった後、葛の葉が襲いかかったことから、

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助野嘉昭「双星の陰陽師 #32 二人が進む明日…」『ジャンプSQ』2016年7月号

助力を乞うのが意外な関係性どころか、敵愾心すら抱いている存在のようです。

しかし、素直に”招かれている”わけですからこの人物からは葛の葉に対する敵意はあまりないようですね。葛の葉の一方的な、この食い違いはなんなのでしょうね。

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強大な呪力と九字紋

結果的には葛の葉に押し負けることにはなったものの、その呪力は十二天将の一人斑鳩士門をして、自分たち”人間にどうこうできる次元じゃない”と言わしめるほどです。

意識を失った紅緒の体を使い、強大な力を持つ葛の葉とその眷属を相手取ります。

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助野嘉昭「双星の陰陽師 #32 二人が進む明日…」『ジャンプSQ』2016年7月号

使用する呪法は九字・ドーマンを基調としたもので、葛の葉の眷属をかき消します。

そして禍々しい髑髏を使役します。

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助野嘉昭「双星の陰陽師 #32 二人が進む明日…」『ジャンプSQ』2016年7月号

どうやらこの髑髏たち、この人物の纏う瘴気(呪力?)から生み出されているようです。

葛の葉の眷属やケガレとは違い、どちらかというと式神といった感じですかね。

しかし、呪護者たちが人間にをはるかに超越したレベルの力を持つのならば、人間対ケガレなんてちまちま戦わず、呪護者の力で一気にカタをつけてしまえないのでしょうか…なんて。まあ、できないからそうしてないのでしょうけど。。

 

“法師”という呼び名と晴明との千年の因縁

さて、ここまででも紅緒の呪護者の検討はだいたいつきますが…。

この人物の正体を決定付けられそうな事実が…。

それは、紅緒に止めをささんとする葛の葉のセリフ。

“覚悟を決めなされぇえぇっ”

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助野嘉昭「双星の陰陽師 #32 二人が進む明日…」『ジャンプSQ』2016年7月号

” 法師殿ぉおぉおっ!!!!”

というわけで、葛の葉はこの人物のことを「法師殿」と呼んでいます。これは大きなヒントですね。

さらに、

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助野嘉昭「双星の陰陽師 #32 二人が進む明日…」『ジャンプSQ』2016年7月号

葛の葉はこの人物を倒すことで、晴明の背負った”千年につづく憎しみ哀しみ”を解くことができると考えているようです。

どうやら、晴明と千年の因縁があるようですね。

1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。


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