『双星の陰陽師』考察 -“見極めの儀”の際にろくろが垣間見たものは!??-です。
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はじめに
ブログを引越ししたついでにこれまでの記事を整理していたところ、以前書いた考察記事がだいぶ長くなっていたので分けてみました。
文章自体は再編集していますが、内容は以前と特に変わりありません。
もともとは『双星の陰陽師』考察 -双星の呪護者「ろくろと安倍晴明」- その2の後半に載せていた内容です。
内容としては、単行本第6巻の”見極めの儀”に関する4P分の加筆分についての考察です。
“見極めの儀”の際に垣間見たもの
普段、単行本派ではないのですが、何やら加筆があるとの噂を聞いたので急ぎ電子書籍で購入し単行本を読んでみたのですが、ろくろの”見極めの儀”の際に、ろくろが自分の内面(?)を見ているような描写がまるまる4P分加筆されていました。
“見極めの儀”に際して、葛の葉の力でろくろの呪力と交信した際のことです。ろくろは何かが自分の体を内側から突き破って出てくるような感覚に見舞われます。
その際、ろくろは“あるビジョン”をみます。
いくつもの鳥居で封じられた(?)洞窟のような場所を奥へ奥へ進むろくろの意識。
その最奥には封じられたかのような黒い影が…。
逆さから見ると手を上げてる人影に見えないこともない…けど、なんでしょう。。

助野嘉昭『双星の陰陽師』 第6巻
そしてフラッシュバックのように思い浮かぶ人物。
いや、多分この人物は上の黒い影とは別物ですよね。このページのコマの構図的には、ろくろの意識がどんどん穴の奥へと進んでいって、奥のものがズームアップされていく感じなんですけど。
この人物のヴィジョンは上のふたコマと背景、というか鮮明さが違います。なんとなく、フィルターのかかったような感じですよね。
なので、おそらく、穴の奥の”黒い影”を見たことで、ろくろの脳裏に蘇った記憶か何かなんじゃないかなぁ、と思います。
そして、その瞬間ろくろの背後に光がさし…。

助野嘉昭『双星の陰陽師』 #22 「Perfect Linker」より
そこには晴明がいます。そして、その瞬間ろくろはセーマンモード(本ブログで言ってるだけ)になり、晴明と繋がりました。
さて、わざわざ加筆されたということはどれだけ重大な内容ということでしょうが…。
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結界の最奥。晴明と”黒い影”。。
う〜ん、解釈が難しいですね。
普通に考えれば、ろくろの意識が次元を超えて晴明のいる場所へとたどり着いたというところでしょうか。晴明も目に涙を浮かべていますし、ろくろが自分のいるところに来てくれたことを喜んでいると取れます。
で、この洞窟のようなものについてですが、解釈してみると驚くべき可能性が出てきます。
それは、何重もの結界に封じられた穴の最奥に何か得体の知れない黒い影のようなものが封じられており、さらに“晴明もまた封印の最奥にいる”ということです。
なんだか、俄然『双星の陰陽師』考察 -双星の呪護者「ろくろと安倍晴明」- その1″で考察した晴明が禍野の結界の核になっているという可能性が高まってきた気がします。
上記ページの考察が正しいとすれば、ろくろの意識が通過した大量の鳥居のある洞窟(?)は禍野の結界で、晴明がいるのは禍野の結界の最奥部、そしてそこで晴明は自らとともに”何か”を封印していると考えられます!!
晴明のいると思われる場所にも朽ちた鳥居がいくつも飛散していましたしね。

助野嘉昭『双星の陰陽師』 #25 「Turn Over」より
聖丸や氷鉋の言っていた”あの男”を封じてるのかな。。でも、封じられている黒い影は人には見えないかな…。う〜ん、何なんだろう、あの黒い影は。。
では、続いてろくろがフラッシュバックした人物が一体誰なのかということも考えてみましょう。
1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。
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