プラチナエンド #8 苦渋の二択 レビューです。
とあるタワーの頂上に放置された少女の死体。
後のポリマンの発言からもわかりますが、”ブスを殺す”というポリマンの新方針に沿って少女Aが殺した女子中学生のようです。
どうやらポリマンのブス基準と、少女Aブス基準にはギャップがあるようですが…。
一方で、軽井沢の別荘で新しいJCと事をいたす連続殺人犯少女A・ミスリン。
このポリマンへの偏愛は”赤の矢”の効果ですかね。
ポリマンから” 言われたことはちゃんとやれよ “と言われたミスリンは、新たな標的にその毒牙を伸ばします。
…結構、やばい構図ですね。。
「人を殺してみたかった」
「殺すときゾクゾクした」
「今ももっと殺したい」
と愛らしい外見に反して、とんでもない供述をしていた少女A・ミスリンこと山田美々々(当時14歳)。現在は16歳だそうです。
彼女が女子少年院から脱走したことで世間は大騒ぎです。
その脱出の目撃談から、少女Aがメトロポリマンに赤の矢を刺されていることはほぼ確定。
彼女の翼と矢が消滅するのは33日後。
それまでは最大14人殺し放題。
六階堂の意見は
” とっとと見つけ出し殺す “
しかし、現状では少女Aに近づく彼らを殺しにくるポリマンに白の矢を指して殺すのがベストと訂正します。
その答えに衝撃を受ける明日。
白の矢を持っているのは明日、ただ一人。
皆の意見が、六階堂の意見に集約していく中、明日は
” 人を殺したくない ”
と。
白の矢を使わなくていい方法を模索しようとする明日ですが、やはりそれ以外の答えは出ません。
言っていることはわかるが頭の整理がつかないという明日。
” わからない……… それでも人を殺していいのか… “
思い悩みます。
” 人を騙すなら騙される方がいい 人をいじめるならいじめられる方がいい “
” 人を殺すなら殺される方が…いい “
そういう考えで生きていた明日。
どうしても、人を殺していいという結論にはたどり着けない。
そんな明日に六階堂はメトロポリマンに咲が殺される瞬間を想定してみろと言います。
ポリマンが仲間に赤の矢を刺させていたら、赤の矢は効かない。白の矢をさすしかない状況。
その状況を想像した明日は、動悸が激しくなりパニック状態に…。
それでも明日は…
” 白の矢で… “
” 白の矢で殺すなんて… “
あくまで、殺すと言う行為を受け入れられない明日。
優しすぎるのか…むしろ、身についたルールが強すぎるのか…。
六階堂は、先ほどの想定が自分だったら赤の矢で構わないと告げて、去ろうとします。
しかし、それでも明日は六階堂に1日でも長く生きて欲しいと言います。
” まったく 泣けるぜ “
” じゃあまた明日 “
一方、メトロポリマンこと生流奏。
彼にとっても、今回の神候補のあぶり出しは成功するかどうか不明だそうです。失敗したところで南河の”ブスを減らす”と言う願いは叶うと…。
翌日、冒頭の少女の遺体が発見され、ニュースになります。
それを知って、六階堂は”ある事”に気がつきます。
そして、明日達の元へ急ぎます。
しかし、出かけると言って窓から出て行ったら、不審に思われるんじゃ…。
六階堂の天使、一級の知識の天使”バレ”。
さらに、拳銃までも用意していました。
白の矢に対抗する手段として、明日と咲にも渡そうとしますが…。
” お子さんを犯罪者… “
” 人殺しの子供にしていいんですかって言ってるんです “
と明日は六階堂に問いかけます。
” そのセリフは泣けねーな “
と返す六階堂。英雄になりたいわけではない。ただ…
” 子供達のために何もできなかった_何もしようとしなかったパパにはなりたくない “
” せっかく神候補になったんだ 自分は責任を持ってやれる限りのことはやる “
固い決意。余命が残されていないからこそできたことかもしれませんが、彼の覚悟は明日にも咲にも少しずつ影響を与えているようです。
そして、六階堂は先ほど気がついた”ある事”、その最大の誤算を説明します。
赤の矢でさせる上限は14人。
しかし、14人に矢をさし、すべての矢を使ってしまったとしても、矢をさした人間を殺すことで、少女Aの手元に再び矢は戻る。
つまり、少女Aが殺害を続けるほどに…
” 犠牲者は刻一刻と増える “
” できるだけ早く片をつける! “
一方…
新たな被害者が…。
被害者の胸から少女Aの手元へ戻る赤の矢。
脱走から二日で二人目の被害者。
服を着る事も忘れて、嬉々として次のターゲットを渋谷に探しに行こうとする少女A。
彼女の凶行は止まりません。
しかし、少年誌には過激すぎる描写ですね。絵が綺麗なだけに少女の死体の描写とか、かなりエグいです。
それにしても、明日達は少女Aの凶行を止められるのでしょうか。新しい神候補の捜索はこの後に回すのかな。
最近のコメント