『なにまでなら殺せる?』レビューです。
大斬 最新レビューリンクなど
「大斬」第二弾
西尾維新の「大斬」第二弾!!
ジャンプSQ12月号掲載です。今号は「大斬」一挙に作品掲載。
まずは一本目「何までなら殺せる?」をレビューします。
“同時掲載の二本目『RKD-EK9』レビューはこちらから”
今回組んだのは「ロザリオとバンパイア」の池田晃久。
『なにまでなら殺せる?』
さてさてタイトルは「何までなら殺せる?」とまたぶっ飛んだタイトルですが…
可愛らしいキャラクターと裏腹に大分衝撃的なストーリーでした。
多少狂気を感じるというか…。でも考えさせられる内容でしたね。。
日常的な先入観やらなんやらね。とりあえず幕引きの衝撃はなんというか…。
まあ、少し背筋が凍りそうになるような、非常に鋭利な短編だと重います。
犬までなら殺せる。
幼い頃…
幼馴染の女の子が主人公にした少し子供らしからぬお話。
進化して高等な生き物になる程に殺す事への嫌悪感が増えると語る少女。
こんな話をしているのに、お魚さんとか『〜さん』という部分だけ子供らしいのが逆に不気味ですね。
” そして各々がどこかで越えられないハードルに出会う “
” 何かから先は殺せなくなる “
そして、少女は満面の笑みで言い放ちます。
” 私?私はね “
” 犬までなら殺せる “
犬の死体を運ぶ少女。
さて、現在。
高校生になった主人公”宮ちゃん”。
家を出た所で、あの話以来疎遠になっていた幼馴染の少女冷夏に偶然鉢合わせます。
段ボールとシャベルをもって歩いてきた彼女。
成長して一段と美しくなっていた彼女にときめく宮ちゃんでしたが、段ボールを持ってついて来てくれと頼まれます。
手渡された段ボールの中身は…
” 犬の死体。 “
1ページ目はここまでです。2ページ目は以下より。
2014年11月14日 at 8:46 PM
一見、魚<犬<人の数式は合っているようなんですけどね…必ずしもそれが正しいわけではないんですよね。
思えば僕も犬をころそうと思ったことは一度もありませんが、人間は…