『娘入り箱』レビューです。
×西尾維新「大斬」第一弾!!
まず組んだのは『めだかボックス』の暁月あきら。。
というより、『めだかボックス』のコンビ復活…と言った方がいいですかね。。


タイトルからして、如何にもな『西尾維新ワールド』なわけですが、相変わらず独特の視点の個性的な物語。
『不良ってのはね』

『いいことしねーから不良なんだよ』
しかし…

さすがにこれは…ということで
家に連れて帰った兵太郎。。
髪を拭いてやったものの、替えの服がないと困っていると…。

段ボールの底に子供用の服一式が!!
“ ひゅー!似合う似合う!よかったな! ”

“ 将来有望じゃねーか お前!! ”
このあたりは暁月先生ワールドかな。。
にしても、兵太郎は親バカの素養たっぷりですねwww
女の子に名前を問う兵太郎でしたが、女の子はろくに喋る事も出来ません。
「育児放棄」かと考えた兵太郎でしたが…
とりあえず、少女にハコと名前をつけます。

どうやら彼もハコと同じ様な境遇のようで、雨がやむまでハコに雨宿りさせてあげる事に…
「しかしそれから三日間」

「雨は間断なく降り続けた」
これじゃあ、農家の方々大変でしょうねぇ。。
さすがに食料がなくなり、雨の中買い出しにいこうとする兵太郎でしたが、そんな彼を引き止め自分の入っていた段ボール箱を示すハコ。
驚くべき事に既に片言ながら話すことが出来るようになっています。
ハコの示した箱の中にはなんと・・・

食料が!!
望めば何でも出て来るという箱。

子供用の食器…プラスチックの安全なやつ…
なんて、細かい気の効く男なんだwww
何でも出て来る箱とハコの異常なまでに早い言語修得に驚き戸惑う兵太郎でした、自分に素直に懐いて来るハコをみて…
“ だったらどうした ”

“ ハコはハコだろ ”
そして、永遠に続くかに思われた二人きりの雨宿りは…

七日目、どうにも怖そうなお役人さん。
広域宇宙対策省のクビムラさんが突然来訪。

ハコの正体は宇宙人だったと!!
まあ、今更驚く事も何もないですがwww
彼らの狙いはもちろんハコ。
兵太郎はハコを逃がそうとしますが…

嫌がるハコ。
その理由は兵太郎に迷惑がかかるから!!
“ だけど 俺様は不良だからよ ”

“ いいことなんかしねーんだよ! ”
このあたり、理屈を逆手に取る所なんて、もう完全に西尾維新節ですよね。
“親から持たされてるセキュリティ”

クビムラの発言から”ある事”に気が付いた兵太郎。

その”ある事”とは…
ハコの入っていた箱こそが彼女が親から持たされている”セキュリティ”だということ。

箱を使いハコを親元へ送り返そうとする兵太郎。
自分に好意を抱いているハコに…
“ もっと正直で真面目で善良で ”

“ ちゃんとしたいい奴を好きになれ ”
…と諭します。
もう、所謂「いい不良」の王道まっただ中ですね!!
しかし、なおも兵太郎と一緒に居たがるハコ。
何でも出せる箱を決して自分のためには使わなかった兵太郎は良い奴だと。
そんな人間いままでいなかったと。。
そんなハコに最後に兵太郎は…
“ いつかまた大きくなったら地球に来いよ なんせ将来有望だからなその時は ”

“ 俺様のお嫁さんにしてやるよ ”
。。
そして、クビムラと武装した数名が兵太郎の部屋に押し入ってきますが、時既に遅し。。
案外、クビムラもあっさりと引き下がります。
そんなクビムラに不良が少し良い事しただけで評価されるのは腹が立つかと問う兵太郎でしたが…
“ だっていいことした奴が評価されるのは ”

“ 当たり前じゃないですか ”
いいね、このキャラ。こういうキャラも西尾維新…それとも暁月あきらかな?独特のキャラですよね。
一年後…
自分を好きと言ってくれたハコを勘違い女にさせないために髪を黒くして、真面目に受験勉強をしている兵太郎。
女が男を変えるってこういう感じなんですかねwww
本人は改心したわけでも更生したわけでもないといいますが…

まあ、もともとそんな不良じゃないしねwww
再びの雨。。
兵太郎の前に現れたのは…

大人になったハコ。
“ 雨宿りさせてください兵太郎さん ”
“ 今度は雨がやんだあとも ”
成長早すぎるわwww
二人雨の中を一つの傘で…

「嫁荷はあとから段ボール箱20個分届くそうだ」
めでたしめでたし。
なんでセキュリティーが箱なんだとか、少し強引に感じる点も少々ありましたが…。
“拾ってください”が”届けてください”という意味だったとか…。
超高知能の宇宙人の成体がそんな間違いを犯すわけも無し…。
もしかして、もともと迷子などではなかったのかもしれませんね。
ハコも兵太郎に”いままでそんなやついなかった”といってますし、少なくともハコが拾われた人間は兵太郎が一人目ではないようですから。。
もしかすると、ハコ達の種族の方から地球人との接触を考えていて、伴侶(?)になるにたる人間を探していたのかも…。
兵太郎が箱をセキュリティーだと思ったのは間違いで、ハコはいつでも自分の意志で箱から親の元へ戻れた…とか。
まあ、そう考えると短時間で地球の言語を修得できる程の知能を持ったハコがなぜ以前接触した地球人から言葉を覚えてないのかという疑問も出てきますが…。
まあ、いいさ!!厳密性は考えない!!だってSFなんだから!!
ともかく、「西尾維新×暁月あきら」らしい作品で非常におもしろかったと思います。
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